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コレステロールは悪ではない
コレステロールとは
コレステロールは、細胞膜などの材料になる脂質の一種です
病気を引き起こす張本人みたいなイメージですが、細胞膜やホルモンの材料になったり、消化液の成分になったり重要な役割を持っています
カラダに必要なコレステロールは、食事で摂取されるほかに、多くが肝臓などで糖質や脂肪酸から合成されます
合成される量は、摂取量にあわせて調整されるため、体全体のコレステロールは一定に保たれています
ただし、摂りすぎればバランスを崩して病気になる危険性があるので注意が必要です
コレステロールまとめ
①細胞膜の材料になる
タンパク質やリン脂質とともに全身の細胞膜の材料になります
細胞膜に含まれるコレステロールは、細胞膜における物質の出入りを調整する働きがあります
②ホルモンの材料になる
コレステロールは、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)、副腎皮質ホルモン(コルチゾール、コルチゾンなど)といったいろんなホルモンの材料になります
③ビタミンDの材料になる
皮膚に存在するコレステロールの一種にプロビタミンD(のちのビタミンDである)としての役割があります
紫外線を浴びることで、ビタミンDが作られます
④胆汁の成分になる
脂肪の消化に必要な胆汁の成分である胆汁酸の材料になります
肝臓で作られた胆汁は胆のうに蓄えられたあと、十二指腸に分泌され脂肪を水に溶けやすくして消化吸収を助けます
胆汁の95%は小腸で吸収され、残りは便の中に排出されます
再吸収された胆汁は、肝臓に戻って十二指腸に分泌されます
善玉コレステロールと悪玉コレステロールの違い
食事として摂取したコレステロールや肝臓で合成されたコレステロールは、肝臓から血液によって全身の細胞に運ばれます
しかし、コレステロールは脂質なので、水分(血液)に溶けません
そこで特殊なタンパク質と結合して血液中を移動します
この血中タンパク質と結合したコレステロールには違う働きの、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあります
善玉コレステロールは、全身の細胞からコレステロールを回収して肝臓に戻す働きがあります
悪玉コレステロールは、コレステロールを全身に運ぶ働きがあります
カラダに必要なコレステロールですが、増えすぎると余分なコレステロールが、動脈硬化の原因になります
なので悪玉コレステロールなんて名前をつけられているのです
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