良性発作性頭位めまい症は、めまいを引き起こす代表的な耳の病気です。耳石が平衡感覚に関わる半規管と呼ばれる器官に入り込んでしまうことが原因だと考えられています。耳石とは耳の奥にある重力を感知する前庭の耳石器という場所にある、小さな砂粒のような結晶です。この耳石が剥がれ落ち、半規管を刺激してめまいが起こります。

じっとしているときはめまいが起こらず、頭を動かして、決まった頭の位置でめまいが起こるのが特徴です。ただし、めまいが起こる頭の位置は、人によって異なります。寝返りをしたときや朝起きたとき、目薬を差そうと上を向いたときや料理をしようとして下を向いたときなどに起こることがあります。

症状は、目が回るような回転性の激しいめまいが多く、平衡感覚が失われてよろめくような感じがする場合もあります。そのため、回転性のめまいでは吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

めまいは長く続くことはなく、数秒から2〜3分程度で治まりますが、めまい発作を何度も繰り返すのが特徴です。

良性発作性頭位めまい症は、多くの場合、数日で自然に軽快します。吐き気がするほど症状が強くなく、頭痛やしびれ、ろれつが回らないほどの脳の病気を疑う症状がなければ落ち着くまで安静にして様子を見ても構いません。症状が重度であったり再発する場合には医師の診断が必要です。

良性発作性頭位めまい症の対策には簡単な体操などのセルフケアもありますが、頭の位置の変化によってめまいを引き起こすことがあります。

一方で、鍼灸施術は体への負担や痛みのない施術法であり、お客様の楽な姿勢で施術ができるため、セルフケアが困難なお客様にとって有用であると考えられます。

倉敷市西阿知のこのは整骨院の鍼灸施術では、耳の奥の内耳という場所の細胞の代謝を活性化するために血流を促進させます。

耳の周辺だけでなく、首や肩の筋肉をほぐすことでめまい症状の改善が期待できます。

ご不明点など、詳しくはお電話にて倉敷市西阿知のこのは整骨院にお問い合わせください。