スタッフブログ
反る動きを忘れた現代人
間違ったストレッチをしていないか?
腰が痛い、肩が痛い、膝が痛い、疲れが取れない・・・
スポーツをしていないいわゆる「普通の人」の多くがこうした体の不調を抱えています
日々の仕事のストレスによって血流が悪くなり、自律神経に不調をきたしているということもあると思います
しかし最大の原因は、生活の中で便利になりすぎて、体を動かす機会が激減したことが大きく影響していると思います
車や電車での移動や、長時間のデスクワークの増加などのために筋肉を使う機会や正しく動かすことがなくなったことで、姿勢が崩れていき、結果的に体のバランスが乱れています
最近診た患者さんにもいったのですが・・・
「筋肉は使わないとどんどん動き方を忘れ、また使い方が悪いとどんどん固くなります」
楽な姿勢が正しい姿勢とは限りません
楽だからと言って悪い姿勢を続けていると、そのまま筋肉が固まってしまって典型的なみなさんご想像の悪い姿勢の出来上がりです
そんなことで「世はまさに大ストレッチ時代」に突入しています
「ストレッチ」と一言で言っても、筋肉の伸ばし方や呼吸法などはいろいろあります
とりあえず開脚して体を倒すというストレッチをしているというのがほとんどです
しかしやっている本人はどこをどう伸ばしているのか理解することなくやることがほとんどです
・自分は今どんな状態で痛みが出ているのか?
・だからどこを伸ばすのが効果的なのか?
やたらめったらストレッチをしたところで、期待していたほど体が良くなるような効果は表れません
体というものは縮むところもあれば伸びるところもあります
「その人にとって伸ばしてはいけない筋肉」というものを判断して、逆に「縮めて欲しい筋肉」というものを意識しなければなりません
ストレッチで伸ばす場所の問題もありますが、筋肉の「深さ」も重要です
筋肉の深さに照準を合わせてストレッチをすることで、体を良くしようと一生懸命伸ばして逆に痛めてしまうということを防ぐことができます
痛めてしまう例で言うと、腰痛持ちの人の腰回りが張ってきた時に・・・
→腰のストレッチをする
→腰を前屈、捻ったりする
しかし、腰痛の原因は人それぞれなので安易に腰にアプローチをすると痛めてしまうことも少なくないです
「腰が痛いのは腹筋が弱いから」
と言うのも良く聞く話ですが、腰を鍛えるために腹筋運動をするとこれもまた腰痛の原因になることがあります
体は伸ばすところと縮める所がある
全部柔らかければいいと言うわけではない
〇〇が痛いから原因は〇〇と言うように単純ではなく、個人差がある
逆に負傷する可能性がある
現代人が失った「反る動き」
思い返してみてください
最近いつ体を反らしました?
体を反らす能力は明らかに落ちているのを感じるのではないでしょうか?
子供の頃は足先が後頭部についていた人も多かったでしょう
今は足先と後頭部がかなり遠くになってしまいましたが、私もついていました^^;
子供のブリッジはしっかりと山型になっている
大人のブリッジは膝が曲がって腰が低い位置のブリッジになってしまう・・・
歳をもらって、反る動きをしなくなると、柔軟さがどんどんなくなっていきます
そうなってくると、普段の動きも固くてどこかぎこちない動きになっていきます
後ろに反る事ができなくなるので、当然体勢はどんどん前かがみになっていきます
そこから姿勢が崩れて体調不良を引き起こしていきます
正しい姿勢を保つためには、背骨周りの筋肉や関節、軟骨、靭帯などの柔軟性を保っていく事が大切で、それが若さのバロメーターにもなります
しかし、「反る」動きがなくなっていくだけで、筋肉だけではなく、背骨を守っている靭帯や軟骨も硬化していくのです
最初にも言いましたが、最近いつ体を反らしましたか?
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