昭和の日とは！？

2007年（平成19年）に制定された祝日で、日付は昭和天皇の誕生日である4月29日があてられている1989年に昭和天皇が亡くなったのをきっかけに「みどりの日」に。 そして2007年にやっぱり「昭和」という名前を残そうという考えから、4月29日のみどりの日が「昭和の日」となり、みどりの日は5月4日に移動しました。 名前があれこれと変わってなんだかややこしいけれど、いろんな理由があるんですね。

『激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧（かえり）み、国の将来に想いをいたす』

昭和をまとめてみました！！

昭和時代のまとめ（1926年〜1989年）

昭和は、激動・戦争・復興・成長と、日本の近代史の中でも最もドラマチックで変化の大きい時代でした。

1. 【前期】戦争と混乱（1926〜1945）

• 昭和の初期は世界恐慌や国内の不況に見舞われ、軍部が力を強めていく。

• 1931年：満州事変、1937年：日中戦争へ突入。

• 1941年：太平洋戦争（第二次世界大戦）勃発。

• 1945年：敗戦。広島・長崎への原爆投下、終戦。国土は焦土と化す。

2. 【中期】占領と復興（1945〜1952）

• GHQ（連合国軍）による占領下、日本は非軍事化・民主化。

• 1947年：日本国憲法施行。

• 食糧不足、住宅難など厳しい時代が続くが、復興の歩みが始まる。

3. 【後期】高度経済成長と豊かさ（1950年代〜1970年代）

• 1950年：朝鮮戦争の特需により経済復興が加速。

• 1964年：東京オリンピック開催。インフラ整備と国際化の象徴。

• 高度経済成長期（年10％超の成長）、”Made in Japan”が世界に。

• 三種の神器（冷蔵庫・洗濯機・テレビ）、新幹線開通など、生活も急変。

4. 【晩年】成熟と課題（1970年代後半〜1989）

• オイルショック（1973年）により経済成長は鈍化。

• 公害・都市問題・過労死など、成長の影も。

• 1980年代：バブル経済の兆し。消費文化と豊かさが広がる。

• 1989年：昭和天皇崩御。平成へ。

【昭和を一言で表すなら？】

「苦難を乗り越え、ゼロからの再出発を遂げ、世界に誇る経済大国へと変貌した、日本の大転換期」