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筋肉は裏切らない!しかし関節は・・・
骨の老化の代名詞「骨粗鬆症」を知る

骨粗鬆症とは、骨が脆くなってくる疾患です
多くの人は、女性特有の疾患だと思っているようです
その理由は、骨粗鬆症検診が、40〜70歳の女性を対象にしているからでしょう
確かに、女性は、50歳あたりから骨量が低下し始めるので、このような検診があるのですが、男性も50歳を過ぎたあたりから骨量が低下するのは同じ事です
しかし、男性は、若い時の骨量が女性より2〜3割多いため、骨粗鬆症を発症する時期が遅いだけなのです
65歳を過ぎたあたりから、発症リスクが高まりますので、40代以降は骨密度を下げないように意識する事が大切です
40〜50歳前後の男性は、骨よりも体脂肪を気にしている傾向にありますが、体脂肪は何歳になっても増やしたり減らしたり、自分次第でコントロールできます
これは筋肉も同じです
しかし、骨はそうはいかないのです
外から見えないからと言って気にしないでいると、知らぬ間に骨密度が低下して、気がついた時には骨の変形や、簡単に骨折してしまうということになります
変形した骨は完全には元に戻りませんし、脆くなった骨の骨折はかなりめんどくさいです
一般的に骨折は、激しくぶつけたり、高いところから転落したり強い衝撃を受ける事故を想像しますが、骨密度が低下した骨は少しのくしゃみや手をついただけで折れたりします
イスに座って脚の付け根が痛んだり、少し畑の手入れをしていて腰痛になったりと、まさか骨が折れるとは思えない場面ですが、なかなか痛みが引かず、病院で診てもらったら骨折と診断されるのです
しかも、ボッキリ折れるのではなく、押しつぶしたように折れるのです
こうした弱い衝撃で骨が折れることを「脆弱性骨折」と言います
実際、骨粗鬆症の約4分の1は男性です
女性の場合はよくケアされている人がいますが、男性は女性ほど気にしている人はいないですね
なので、骨に対して無関心のまま高齢者になり、思わぬところで骨折をしてしまい、自分の骨粗鬆症に気がつきます
脆い骨は骨折を繰り返し、最後は寝たきりになるという結末に・・・
そんなことを防ぐために、今から骨のケアをしていきましょう
骨は、適度に刺激を与えられないと密度がどんどん失われていきます
骨を強くしたいならば、体を積極的に動かす事が重要です
そして骨を作る上で重要な材料をしっかり摂る事です
骨を作る栄養素といえば、真っ先に思いつくのが「カルシウム」でしょう
でも、骨の元になるのは実は「タンパク質」です
肉や魚、牛乳、卵などから摂取したタンパク質が、体内で分解されてアミノ酸になり、このアミノ酸を使って、骨芽細胞は骨の土台となるコラーゲンを作るのです
コラーゲンは、血液中からカルシウムをたっぷり吸収して、固い骨が出来上がります
つまり、骨はタンパク質を土台にして、カルシウムで補強されます
また、骨芽細胞を作るビタミンKという栄養素が必要ですし、カルシウムをコラーゲンに吸収させるにはビタミンDも必要です
骨を作るには、カルシウムだけではダメなのですよ^^
骨粗鬆症は女性だけのものではない
筋肉も大事だけど骨も大事
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