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良い睡眠の取り方とは・・・
良質な睡眠を取るというのはなかなかできないのが現実です
ではどうしたらそれが取れるのか?
今回はその方法と原理を解説しています
疲れているはずなのになかなか眠れないのはなぜか?
日本人の平均睡眠時間は諸外国に比べて大変少ないことで有名です
これはスマートフォンやテレビの視聴など、ライフスタイルの多様化により夜の過ごし方の選択肢が増え、睡眠時間が減少しているからだといわれています
しかし、眠りたくても眠れない「睡眠障害の人の増加」も問題視されています
事実、厚生労働省の調査でも、国民の5人に1人が「睡眠で十分休養が摂れていない」と回答しています
しかし、私の周りを見渡しても、睡眠で十分休養が摂れていないと感じていても、積極的に改善しようとしている人は少ないのが現実です
『夜になったから眠くなる』『疲れたから眠くなる』といった体内機構だけで眠れなくなってきていることは皆さんも肌感覚でわかって生きていると思います
ではそれ以外の眠りを邪魔する原因はいったい何なのか?
それは睡眠中枢にある自律神経の働きです
自律神経は、睡眠のコントロールだけでなく、全身の血管や内臓、呼吸などの生理機能を司り、体内環境を整える働きをしています
これらは、運動神経と違って私たちの意志ではコントロールするのが難しいのが特徴です
この自律神経は戦闘モードの「交感神経」休息モードの「副交感神経」の2つの切り替えで体内環境をコントロールしています
この2種類のリズムの切り替えで、体温やホルモン分泌、心拍数などの整理機能が調節されます
自律神経はとても繊細で、ちょっとしたストレスや、環境の変化などで生理的リズムの切り替えがうまくできなくなることがあります
自律神経のコントロールは自分の意志では難しいですが生理的リズムの切り替え法はいろいろあります
有名なのは、『朝日を浴びて起きる』『夜は就寝2時間前にはスマホは見ないでなるべく同じ時間に寝る』という習慣づけです
これだけでも生理的リズムの切り替えができて、眠りのスイッチを入れる事ができます
習慣づけを行い眠りのスイッチを入れるようにしましょう
休日の睡眠を考えよう
休日前になると夜更かしをして、次の日は昼過ぎまで布団の中でうだうだして、気がついたらサザエさんが始まってしまっていて・・・
そんな経験が日常的になっていたら危険信号
仕事の見直しか、生活の見直しが急務です
休息はただただ長い時間寝ていたらいいというわけではありません
『睡眠の質』『朝日を浴びて起きる、夜は同じ時間に寝る』『脳の疲れとカラダの疲れのバランス』
これらをクリアしていれば大体の人は元気を取り戻す事ができます
昼夜逆転の生活をしている人も「朝日を浴びる」必要があります
なぜかというと、朝日を浴びることで「体内時計」を毎日リセットする事ができるからです
体内時計がリセットされると、毎日決まった時間に眠くなってスムーズに眠りに入る事ができます
朝日が目に入ると夜になって時間差でメラトニンというホルモンが分泌され、自律神経を休息モードの副交感神経に切り替えてくれるのです
体内時計のリセットは朝日以外にも『食事や運動』でも影響を与える事ができます
体内時計は脳だけでなく、全身の全ての細胞にあるといい、食事の時間や運動(カロリー消費や呼吸、感覚など)の刺激によって体内時計の調整をバックアップします
睡眠の準備は朝から始まっています
なかなか眠れないという人は、早起きして朝食をしっかり摂り、空いた時間を利用した階段の上り下りなどの筋トレをするなど積極的にかつどうしましょう
体内時計のリセットのポイントは、朝日を浴びる、早起きして食事を摂る、運動を積極的に行う
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