スタッフブログ
運動したらいいってもんじゃないという話
筋トレで腰痛や肩こりは解消しない
近年では、筋トレブームに乗って様々なところにジムが建設されています
そして、ねこもしゃくしも「筋トレ筋トレ」と言っています
私自身も筋トレ推奨派です
確かに筋トレをすることによっての副産物として健康な体を手に入れることができるというのも一理あります
しかし、そもそも筋トレで体の不調を克服するという考えが間違っているかも知れません
「筋肉があればなんでもできる」
「筋肉がないから疲れも痛みも現れやすい」
などという根拠が正しければ、一般的に筋肉量が少なく、筋肉がつきにくいとされる高齢者や女性は、誰もが疲れていて、痛みを抱えていることになります
ましてや赤ちゃんや子供なんて筋肉量から考えたらほとんど筋肉はありません
しかし、当然ながらそんなことは全くありません
それどころか、実際スポーツをしている人やメチャクチャ筋トレをしている人たちは、プロアマを問わず、かなりのマッチョで鋼の筋肉をまといながら、ひどい腰痛・首などの痛みや疲労感とお付き合いしています
ボクシングの選手などは、競技のスタイルからひどい肩こりや腰痛に悩まされています
私の知っている空手の選手も、見事に開脚を190°くらいできるのですがひどい腰痛を抱えています
つまり、間違った根拠、あるいはなんの根拠もなく筋トレを始めようというなら「落とし穴」にハマらないように注意が必要です
運動不足などで太っていて、慢性的な腰痛・首の痛みなどを抱えている人が筋トレを行うと、つらい症状が悪化する確率の方が高いということをお忘れなく
腹筋・背筋・腕立てふせも考えもの・・・
結論から先に言います
普段の運動不足からくる不調を解消・改善しようと思うなら、筋トレをするよりも先に、固まった関節の動く範囲を回復させ、キープすることに重点を置く方が重要です
そもそも関節の動く範囲が狭ければ、筋肉も狭い範囲の中でしか動けません
たとえ筋トレをしてもその効果を十分に得られるでしょうか?
筋トレをしたいのならまず関節の可動域を広げてから行うべきで、それでこそ効果的なトレーニングも可能になると言うことです
筋トレをする前の注意点に触れたのであとはざっくりと解説していきます
腰痛の人が腹筋や背筋を鍛えたとしたら・・・
日々の運動不足やデスクワークなどでいつも前屈み姿勢でいると、背中から腰にかけての筋肉に、疲れや痛みが現れます
これは、いわゆる筋肉からくるたぐいの腰痛で、筋肉の疲労蓄積によって起こるものです
整形外科に行くとつけられる傷病名は「筋・筋膜性腰痛」です
ここから様々な種類の腰痛に枝分かれしていくのです
この段階で、腹筋や背筋の筋トレを行えば、累積疲労を自ら増やし、どんどん腰が痛くなっていきます
背筋の筋トレ・・・酷使されてる筋肉が余計に負荷がかかり負傷する
腹筋運動・・・力を込めて普段が前屈みなのにここからわざわざ前屈み姿勢になるので、腰椎の骨と骨の間のクッション機能を果たしている椎間板の圧が高まり、腰のトラブルを引き起こさせます
腕立て伏せ・・・猫背や巻肩の状態になっている人が頑張って続けてしまうと、力コブの筋肉が通る肩の部分に痛みが出やすくなります(上腕二頭筋長頭腱炎)
筋肉はいろんな働きをしていますが、本来の役割は「関節を適切に動かすことです」
適切に動く状態ならば、筋肉ポンプによる作用で血流もアップします
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