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豊かな香りと独特のほろ苦さを味わえる春野菜。

寒さが厳しい時期に芽を出し成長する春野菜には春の身体に必要な栄養成分がたくさん含まれています。

苦味

『植物性アルカロイド』という成分によるもの。タラの芽、ふきのとう、ウドなどに含まれ、腎臓のろか機能を高めたり、肝臓の解毒作用を高めたりする働きがあります。新陳代謝を促して、体内にたまった余分な熱や水分を体外に排出作用があります。

辛み

『イソチオシアネート』という成分によるもの。キャベツや大根おろし、白菜などに含まれており、肝臓の解毒作用を高めます。また、キャベツは他の野菜にない『ビタミンU(キャベジン)』を含み、胃酸の分泌を抑えたり、胃粘膜の新陳代謝を促します。

香り

セロリやせりなどの香りはテルペン類という成分です。血行促進や抗酸化作用、ストレス緩和などの作用があります。

『菜の花』抗酸化作用のあるビタミンCが豊富に含まれ、免疫力を高めるβカロチンや、体内の塩分を排出するカリウム、貧血予防に不可欠な鉄分なども多く、風邪予防や美肌効果が期待できます。

『たけのこ』カリウムを豊富に含み、食物繊維を多く含むことから、便秘予防にも効果的です。アクが強いため食べ過ぎると吹き出物ができる場合があるので注意が必要です。

『春の皿には苦味を盛れ』ということわざがある様に、春野菜を食べて身体を活性化させ、やがて訪れる暑い夏を乗り切る身体の準備をしましょう。